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「Razer Tiamat 7.1 V2」VS「ROG Centurion」比較レビュー

ヘッドセット 日本のだいたい中心でRazer愛を叫ぶ

「Razer Tiamat 7.1 V2」VS「ROG Centurion」比較レビュー

2017年12月23日

ゲーミングヘッドセット市場では、バーチャル7.1chのものが主流となり、デバイスメーカーがこぞって新商品を投入し続けています。
ですが、そんな中、リアル7.1chサラウンドサウンド対応ヘッドセットが奇しくもほぼ同時期に発売されたことをご存知でしょうか?

ASUSの「ROG Centurion」の発売は2017年7月、その後を追いかけるようにRazerから「Razer Tiamat 7.1 V2」が10月に発売されました。

以前、Amazon.comで個人輸入し、レビューをしました「Tiamat 7.1 V2」に続き、今度は「ROG Centurion」を入手しましたので、今回の記事ではリアル7.1chサラウンドサウンド対応ヘッドセットの双璧をなす2機種の比較レビューをお届けします。

Razer Tiamat 7.1 V2とROG Centurion

Razer Tiamat 7.1 V2とROG Centurion

Contents

「Tiamat」「Centurion」の名前の由来

「Tiamat」とは?

Tiamatティアマト」は「メソポタミア神話に登場する海の女神」。Razerのヘッドセットやサウンド関連の製品には、海の生物や神話に関係するネーミングルールがあります。

Razer Tiamat 7.1 V2の外観(RazerのHPより)

Razer Tiamat 7.1 V2の外観(RazerのHPより)

【参考記事】
→「新ヘッドセット「Razer Tiamat 7.1 v2」 を発表
→「Razer Tiamat 7.1 V2(Amazon.comで個人輸入)レビュー

「Centurion」とは?

Centurion=センチュリオン」は「古代ローマ軍の百人隊の隊長」。

ROG Centurionとオーディオステーション(ASUSのHPより)

ROG Centurionとオーディオステーション(ASUSのHPより)

ASUSのゲーミングデバイスに付けられている「ROG(かつてはR.O.G.)」の名称は「Republic of Gamers(ゲーマー共和国)」の略です。
ゲーマー向けのマザーボードのナンバリングにはローマ数字が使われていることからも、ASUSのゲーミングデバイスは古代ローマ/ローマ共和国(Republic of Rome)に関連するネーミングが付けられるルール。

ちなみにASUSのロゴにもなっているフクロウは英語では「Owl」ですが、古代ローマでは「Strix」と呼ばれていたそうです。Strixの名称もASUSのサウンド関連製品に使われています。

また、「ASUS」は過去に「アスース」「アサス」「エイサス」と呼ばれることもありましたが、2012年に「エイスース」に統一が正式発表され、日本法人名も変更になりました。

付属品:「イヤーカップカバー」と「ヘッドセットスタンド」「交換用イヤークッション」

どちらにもヘッドセットに本体とコンロールボックス、ケーブル類が付属するのは共通です。
中央に位置するコントロールボックスは、Tiamat 7.1 V2では「オーディオコントロールユニット」、Centurionでは「オーディオステーション」と呼ばれています。

Tiamat 7.1 V2に付属のイヤーカップカバー

Tiamat 7.1 V2では、さらにイヤーカップカバーが付属しています。
左右のヘッドホンに装着し、Chromaライティングを隠し、ドライバーユニットが透けてみえる所を保護したり、配信時の映り込みを防いだりもできるので便利です。
そもそもヘッドホンにはライティングは不要という方も多いと思います。

RazerTiamat7.1V2のChromaライティング緑

Chromaライティング緑

RazerTiamat7.1V2にイヤーカップ装着

イヤーカップ装着

Centurionに付属のヘッドセットスタンドと交換用のイヤークッション

Centurionにはヘッドセットスタンドと交換用イヤークッションが付いています。

ヘッドセットスタンドは、高級感があるものではなく、あくまでも展示用で使用される程度のクオリティ。前から軽く押したり当たったりするとヘッドセットごと豪快に後ろ向きに倒れてしまいますので、ご注意ください。

付属のヘッドセットスタンド

付属のヘッドセットスタンド

クオリティには少々難あり

クオリティには少々難あり

とはいえ、ヘッドセットスタンドは実用的で便利。Centurionを使用しないときの置き場所に困ることもありません。

かなり異なるヘッドセットの重さと付け心地

ヘッドセットの付け心地については、頭の大きさや形、メガネの有無などで個人差があるため、一概に評価がしにくい箇所。
バーチャル7.1chサラウンドのヘッドセットに比べると、リアル7.1chのものはドライバーユニットがイヤーカップに搭載されている分、重くはなっています。

Razer Tiamat 7.1 V2は軽くて柔らかい

Tiamat 7.1 V2のケーブルを除くヘッドセット本体のみの重量は366g
耳に当たる合成皮革(Leatherette)のイヤークッションは柔らかく、ヘッドバンドも軽く柔軟な形状。
長時間の付け心地も良い半面、格闘ゲームなどの激しい動きによってはズレやすく感じました。

柔軟な形状のヘッドバンド部分

柔軟な形状のヘッドバンド部分

ヘッドバンド部分にはRAZERロゴ

ヘッドバンド部分にはRAZERロゴ

ROG Centurionは重くて硬め

Centurionのケーブルを除くヘッドセット本体のみの重量は450g。Tiamatよりも約90g重くなります。
イヤークッションは硬めの人工皮革「プロテインレザー」のものと通気性に優れた「ファブリックメッシュ」のものが用意されています。

イヤークッションの交換によって耳への当たりは変わりますが、ヘッドバンドはやや固く、締め付けが強いので全体的にがっしりと頭をホールドする感じ。ずっしり目の重さもあって長時間の使用に慣れるには時間が掛かるかも知れません。

やや固めのヘッドバンド

やや固めのヘッドバンド

ヘッドバンド部分にはROGロゴ

ヘッドバンド部分にはROGロゴ

ケーブルの長さと持ち運び、収納について

Tiamat 7.1 V2はヘッドセットとオーディオコントロールユニットとの取り外しができずそのため3mの長いケーブルもあわせて全て一体になり持ち運びや収納には不便

Centurionはオーディオステーションに繋がれているケーブル類は全て取り外しができます。しかもヘッドセットスタンドが付属していますので収納や保管にも便利です。

Razer Tiamat 7.1 V2とROG Centurionのケーブルの長さ

Tiamat 7.1 V2のケーブルの長さは、ヘッドセットの付け根からオーディオコントロールユニットまで118cm、そこから3.5mmの接続端子の分岐部までが182cm。
Centurionはのケーブルの長さは、ヘッドセットの付け根からオーディオステーションまでは150cm、そこから2つのUSB分岐部まで150cm。

ケーブルの長さは3mと変わりませんが、Tiamatのケーブルは、前述のとおり、取り外しができませんので非常にかさばります。

また、どちらも編組ファイバーケーブルを使用していますが、Tiamatのほうが、やや滑らかな触り心地です。太さや柔軟性には大差ありません。

Razer Tiamat 7.1 V2は合計6本のケーブル

Tiamat 7.1 V2での7.1chの接続には、マイク端子とオーディオ出力端子(合計5本)、USBを使用します。

Tiamat 7.1 V2のケーブル

Tiamat 7.1 V2のケーブル

Tiamat 7.1 V2の接続方法(RazerのHPより)

Tiamat 7.1 V2の接続方法(RazerのHPより)

また、これらを接続するポートはPCの裏側についていることが多く、デスクトップPCを床置きしている場合や設置場所によっては本体を引っ張り出すのが、かなり大変な作業。

埃まみれになりながら、手探りで接続なんてことにならないようにキャスター付きのPCスタンドが便利です。
私もPCを机置きする最近まで使用していましたが、デスクトップPCの移動が簡単で掃除もしやすく、また床に直置きしない分、埃の侵入も防いでくれていました。

サンワダイレクト PCスタンド デスクトップ用 キャスター付

ROG CenturionはUSBポートが2つ必要

CenturionのPCへの接続はTiamatのような煩わしいアナログケーブルは無く、2つのUSBを差すだけと非常に簡単。デスクトップPCの前面のUSBポートで使用することもできますし、取り外しも便利です。

ヘッドセットをゲーム以外では使わないという方は、Centurionが断然おすすめです。Tiamatは接続ケーブルが多い分、どうしても抜き差しが面倒ですし、そのままにしておくにはヘッドセット本体からコードを取り外せないという問題もあります。

統合ソフト「Razer Synapse」「ASUS Sonic Studio」

ゲーミングデバイスには、ライティング設定やカスタマイズをするための各メーカー独自の統合ソフトが用意されています。

Razer SynapseでChromaライティングの設定のみ

Tiamat 7.1 V2はRazer Synapse(最新の3.0ではありません)という統合ソフトを使用し、Chromaライティングの設定ができます。
Synapseで出来ることは残念ながらこれだけです。

ASUS Sonic Studioと便利なSonic Redor Pro

Centurionは、ASUS Sonic Studioを使ってイコライザなど細かく調整が可能です。
さらに「FPS向けに足音や銃声などのゲームサウンドを正確にマッピングし、画面上にオーバーレイ表示する(ASUSのHPより)」Sonic Redor Proが使えます。

耳で聞いた音の方向をSonic Redor Proのマッピングと照らし合わせながらプレイすれば、FPSで音の方向性を聞き分ける練習には最適の補助ツールです。
ただし、このような補助ツールを使ってのプレイは公式にチートではないものの、他のプレイヤーからはその類と見なされ嫌われる傾向にもありますのでご注意ください。

Sonic Redor Pro設定画面

Sonic Redor Pro設定画面

Sonic Redor Proのマッピング機能

Sonic Redor Proのマッピング機能

コントローラーユニットの機能の違い

Razer Tiamat 7.1 V2のオーディオコントロールユニット

Tiamat 7.1 V2のオーディオコントロールユニットは非常にシンプルに機能が絞られています。

  • マスターとフロント、センター、サブウーハー、サイド、リアスピーカーの各音量調整と消音
  • マイク音量調整と消音
  • 7.1chサラウンドサウンドと2.0chステレオモードとの切替
  • スピーカーとヘッドセット切替
Tiamat 7.1 V2のオーディオコントロールユニット

Tiamat 7.1 V2のオーディオコントロールユニット

ROG Centurionのオーディオステーション

CenturionのオーディオステーションはTiamat 7.1 V2に比べるとかなり大きく使える機能やダイヤル、ボタン類も非常に多くあります。
全ての機能を有効に使えるかどうかは別にしてメカニカルな外観はガジェット好きにはたまりません。

機能としては、Tiamat 7.1 V2と同じ音量調節やスピーカーとヘッドセット切替に加え、以下のような便利な機能があります。

  • 4つのゲームオーディオスペクトルプロファイルの切り替え
    FPS、レース、アクション、RPGなどのゲームジャンルに最適化されたオーディオプロファイルを手元のダイヤルで切り替えることができます。
    FPS向けには銃の発砲音(FPS GUNFIRE)と足音(FPS FOOTSTEPS MODE)の2つのモードが用意されており、状況に応じて自由に切り替えることでその音が強化されます。
  • 環境ノイズキャンセル(ENC/Environmental Noise Cancellation)機能
    本体上部の内蔵マイクには、メカニカルキーボードの打鍵音や周辺の環境ノイズを検出して、その90%以上を除去する環境ノイズキャンセル(ENC)機能があります。
  • ヘッドセットのLEDのオン/オフ
ROG Centurionのオーディオステーション

ROG Centurionのオーディオステーション

オーディオスペクトルプロファイルの切り替え

オーディオスペクトルプロファイルの切り替え

価格

実勢価格(記事執筆時点)をAmazon.co.jpで調べてみるとTiamat 7.1 V2は25,141円(メーカ想定価格:30,880円)Centurionは32,720円(メーカ想定価格:37,778円)

両者共に発売以降3~6ヶ月で5000円下がっているとは言え、10,00円前後のバーチャル7.1chのヘッドセットが人気の中ではかなりの高額商品です。

Razer Tiamat 7.1 V2

ASUS ROG Centurion

スペック

サウンド関係に詳しくはありませんので、あくまでもスペックの数字だけを追います。

Razer Tiamat 7.1 V2ROG Centurion
重さ366g450g
ドライバーユニットサブウーファー:40mm
フロントスピーカー:30mm
リアスピーカー:20mm
センタースピーカー:30mm
サイドスピーカー:20mm
サブウーファー:40mm
フロントスピーカー:40mm
リアスピーカー:20mm
センタースピーカー:30mm
サイドスピーカー:20mm
ドライバーユニット素材サブウーファー:
チタンコートダイアフラム
/ネオジムマグネット
各スピーカー:ネオジムマグネット
ネオジムマグネット
マイク感度-38 ± 3dB-26dB
マイク周波数特性100 – 10,000Hz50Hz – 12000Hz
マイク集音特性単一指向性単一指向性
ケーブル長3m(取り外し不可)3m(取り外し可)
イヤークッション合成皮革(柔らかい)・プロテインレザー
(硬めの人工皮革)
・ファブリックメッシュ
(柔らかい)

いかがでしたでしょうか?

この数年のバーチャル7.1chサラウンドサウンド対応のヘッドセットの性能向上により、リアル7.1chの需要は少なくなってきていました。
ですが、PUBGなどのFPSの大流行により、また改めてその魅力が見直されつつあります。

次回は聞こえ方やマイクの性能など、実際の使用感にもう少し焦点を当ててレビューができればと思っています。

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