皆さん、こんにちは!
デバイスガジェ太郎こと40gameです!
今回はサイバーガジェット社のCYBER・USBハブ付きアジャスタブル縦置きスタンド(PS4/SWITCH用)CY-P4ATST4H-BKのレビューをしていきます。
※記事内の一部の画像はサイバーガジェット社のホームページより引用しています。
Contents
USBハブ内蔵のPS4/Nintendo Switch用縦置きスタンド
PS4、Nintendo Switchどちらにも使える上にコンパクト収納
PlayStation 4は何もなくても縦置きで自立しますがスリムな上に高さもあるため、少しの衝撃で倒れてしまわないか不安にもなります。
そんなこともあり、PS4用の縦置きスタンドはかなりの数が発売されているジャンル。
ですが、コントローラーの充電台や冷却ファン付きのかさばる製品が多く、縦置きのメリットである省スペース化の妨げにもなります。また当然、PS4専用ですので汎用性もなく設置場所の検討も含め意外と勇気のいる買い物です。
CYBER・USBハブ付きアジャスタブル縦置きスタンドは、厚さの調節が可能で汎用性が高く非常にコンパクトな商品。
普段はPS4で使っていても、手軽にNintendo Switchに流用ができ、使わないときの収納にも困りません。
厚さ29mm~72mmまでの機器に対応
製品名の通り「アジャスタブル」ですので、厚さ29mm~72mmまで調節が可能。
対応機種として公式には初期型PlayStation 4から薄型(PS4 Slim)、PS4 Proまで全てのPS4シリーズとNintendo Switchドックが挙げられています。
対応機種
- PS4(初期型のPS4):CUH-1000、CUH-1100、CUH-1200
- PS4 Slim(薄型のPS4):CUH-2000、CUH-2100、CUH-2200
- PS4 Pro:CUH-7000、CUH-7100、CUH-7200
- Nintendo Switchドック
機器を挟み込む部分にはシリコン製の滑り止めが付いていますので、本体を傷つけることなく、しっかりと固定してくれます。
底面にも同様の滑り止めがあります。

シリコン製の滑り止めで本体を傷つけずしっかり固定

底面の滑り止め
CYBER・USBハブ付き縦置きスタンド(PS4/SWITCH用)の便利な使い方
縦置きスタンド使用のメリット
縦置きスタンド使用メリット:PlayStation 4
PS4を縦置きにするメリットは何よりも省スペースで設置ができること。そのことにより設置場所の選択肢が増え、熱のこもり難く、通気性の高い場所を選ぶことができます。

PS4の縦置きメリットは省スペースで設置できること
ただ、PS4はサイドのスリットから吸気し、後部(背面)から排気するエアーフロー。
吸気ファン(ブロワーファン)は横置き時の本体向かって右側にありますが、内部の重心の問題なのか、縦置き時にはこのファンのある側を下にして設置することになります。
スタンドを使わず本体を縦置きにした場合は、接地面がほぼ吸気スリットを塞いてしまい、スムーズな吸気ができるのか心配です。

スタンドを使用せず縦置きすると吸気スリットを塞いでしまう
そんなときCYBER・USBハブ付き縦置きスタンドを使用すれば接地面に空気を取り込むスペース(段差)を作ることができます。

USBハブ付きアジャスタブル縦置きスタンド使用時の吸気スペース
また、PS4の縦置きは壊れやすいといった話も聞かれますが、その仕様で設計されていますので噂レベルの話に思えます。加えて、横置き、縦置き時の本体の発熱を比べてみても、同じ条件下では置き方による大きな温度差はないようです。
とはいえ、通気性の悪いTVラックの中で横置きしている場合、熱暴走を防ぐため、せめて夏場だけでも縦置きにすることをおすすめします。
縦置きスタンド使用メリット:Nintendo Switch
一見、Nintendo Switchに縦置きスタンドを使用する意味は無さそうですが、不安定なカーペットの上に置いていると、少し当たっただけでドックが倒れてしまうこともあります。
本体が飛び出して不意にTVモードから携帯モードに…オンライン対戦のゲームだったら大慌てです。
私は愛猫に倒されたことが何度もあります。

ニンテンドースイッチでの使用例

安定感は抜群です
便利なUSBハブ機能
ゲーム機のUSBポートなんていくつあっても絶対に足りなくなってしまいませんか?
周辺機器が増えるにつれてポートの争奪戦が始まります。
CYBER・USBハブ付き縦置きスタンドはそんなUSBポートを増設してくれます。
ただ4つのポート全てがUSB2.0規格なのは少し残念。拡張性を考えるとせめて2ポートはUSB3.0であって欲しかったところです。
USBハブがあるメリット:PS4
PS4には2つ、PS4 Proでも3つのUSBポートしかありません。
PS4にUSBハブがあるメリットとしては一番に外付けハードディスクにゲームをインストールできるようになったことが思い浮かびます。
ですが、前述の通り、縦置きスタンドのポートがUSB2.0なのでここを使うのは得策ではありません。
そこで、私のおすすめは、ヘッドセットや外付けハードディスクはPS4本体前面のポート、増設されたUSBポートはコントローラーの充電に使用する方法。
こうすることでUSB2.0の転送速度やハブ使用による遅延を気にする必要もありません。
また、本来の目的と少し違った使い方ですが、コンパクトなCYBER・USBハブ付き縦置きスタンドはPS4の横置き時には単純にUSBハブとしても使用ができます。

外付けハードディスク、ヘッドセット、コントローラー充電ケーブルを接続

PS4横置き時のUSBハブとしても使用可能
USBハブがあるメリット:Nintendo Switch
ニンテンドースイッチのドックにはUSBポートが合計3つ。その内の1つは裏側のカバーを開けないとアクセスができない位置で、私は存在すら忘れていました。

ドック裏面カバー開けた中にUSBポート
スプラトゥーン2やFortnite、スマブラなどのオンラインゲームではインターネット回線の安定が不可欠。いくら無線LANの技術が発達したとはいえ、やはり有線の速度や安定性には敵いません。
USBハブがあれば、アクセスし難い背面のポートを使わず、有線LANアダプターと同時にBluetoothトランスミッターを接続してワイヤレスヘッドホンを使え、さらにNintendo Switch Proコントローラーを充電しながらのプレイが可能です。

有線LANアダプターをUSBハブに接続
少し意外かも知れませんが、スイッチもPS4もコントローラーはBluetooth接続ですが、実はBluetoothオーディオには非対応なんです。別途、トランスミッターという機器を接続する必要があります。
また現時点では背面のUSBポートは2.0規格。任天堂は『今後のアップデートでUSB3.0に対応する予定』としています。