「日本のだいたい中心(岐阜県)からRazer愛を叫ぶ」は、私が愛してやまないRazer製品を紹介していくコーナーです。定番のものから日本未発売のレア物まで様々な製品をレビューします。
ゲーミングデバイスでは他の追随を許さないRazer。ゲーム好きなら誰でも一度はあこがれ、その高額の壁にひるんだ経験がありますよね?
Razer製品の怒涛の新作ラッシュだった2017年が明け、さすがに2018年は小休止かと思いきや、そんなことはありませんでした。
新年早々のCES2018でゲーミングスピーカー「Razer Nommo」を始め、「Razer Mamba HyperFlux」「Razer Firefly HyperFlux」、そしてコンセプトモデル「Project Linda」が発表されました。
今回の記事ではその中でもまずはRazer Nommoのご紹介。
また、すでに購入をしていますので、レビューは下記の記事をご覧ください。
[clink url="http://www.razerlove.com/rvnommo"]

Razer Nommo Chroma(※RazerのHPより)
Contents
CES(Consumer Electronics Show)とは?
Razer Nommoの話を進める前に、まずは今回の発表の場となった「CES(Consumer Electronics Show)」について簡単にお話を。
CESの歴史
CESは、全米民生技術協会 (CTA / Consumer Technology Association) が主催する、コンシューマーテクノロジーのメーカー、開発者、サプライヤーなどが集まる国際見本市。毎年1月にネバダ州ラスベガスで開催されています。
第1回は1967年と歴史も古く、ゲーム関連では1975年にアタリ社の「PONG(ポン)」を始め、「ファミリーコンピュータ」「バーチャルボーイ」「XBox」などもCESで発表されています。
東京ゲームショウのように一般展示はなく、参加したい場合は、近畿日本ツーリストの「CES2018公認視察ツアー」に申し込まなくてはなりません。
今年は残念ながらノミネートされたなかったようですが、Razer社は6年間連続して「Best of CES」を受賞しており、もはや常連と言えるかも知れません。
CES2018で発表されたRazer製品
今回のCES2018では、Razer Nommo以外にも、ワイヤレス給電のゲーミングマウス「Razer Mamba HyperFlux(マンバ ハイパーフラックス)」とマウスパッド「Razer Firefly HyperFlux(ファイヤーフライ ハイパーフラックス)」、Razer Phoneがノートパソコンと合体するコンセプトモデル「Project Linda(プロジェクト リンダ)」も発表されています。

「Razer Mamba HyperFlux」「Razer Firefly HyperFlux」

Razer Project Linda
ゲーミングスピーカーRazer Nommo / Chromaのスペック
フルレンジ2.0chゲーミングスピーカーRazer Nommo
Razer Nommoは机上タイプのフルレンジ2.0chゲーミングスピーカー。
フルレンジとは低音から高音までを1つのドライバーユニットでカバ-するスピーカーで、シングルコーンとも呼ばれます。
フルレンジスピーカーは高音域に弱いという欠点がありますが、Nommoでは、スピーカーコーンに編込グラスファイバー製の3インチドライバーを搭載しており、『高周波数帯のサウンドを引き締め、明確な音響レイヤーとディテールをよりハッキリと聞き分けられるようになって』いるとのこと。(『』はRazerのHPより引用)
また、一般的なスピーカーシステムは、左右それぞれのステレオチャンネルの一部をミキシングして出力しますが、Nommoのスピーカーはゲーム用途として、方向性や定位を聞き分けやすいように受信したオーディオを出力するだけで、ミキシングをしない仕様になっているそうです。
ただ、Razerのサウンド関連製品は重低音を意識したものが多く、YoutubeにアップされたNommoの紹介動画を見ていても、「迫力=重低音」といったところが強調されていました。
Razer Nommoの大きさ
Razer Nommoは、机上タイプとは言え、写真を見る限りではそれなりの大きさに見えます。外国人の方が持ってこのサイズですので、日本人の私が持つと餅がつけそうです。

意外と大きい!?Razer Nommo
Razer NommoとRazer Nommo Chromaの違い
今回、発表されたRazer Nommoは3種類。
「Razer Nommo」と「Razer Nommo Chroma」の違いはRazerのホームページによると「Chromaの有無」「USB オーディオ接続の有無」とのこと。
つまり、Razer NommoはChroma非対応ですが、3.5mmオーディオケーブルでのアナログ接続で用途としては幅広く、Nommo Chromaの接続はPCに限られますが、USB-DACを経由しての音質の向上も望めそうです。
Razerの直営オンラインショップでの価格は、Razer Nommoが12,980円、Razer Nommo Chromaが20,880円と、7,900円の差。
個人的には意外に価格差があるかなと感じました。
もう1つのNommoは「Razer Nommo Pro」
原稿執筆時点ではRazerのホームページに詳細がありませんでしたが、Windows CentralのHPによるとNommoシリーズの最上位モデルでドライバーが異なり、サブウーハーが付いた2.1chシステムのようです。価格は499.99ドル程度になるだろうと予想されています。

Razer Nommo Pro ※Windows CentralのHPより
直営オンラインショップで購入
今回は発表とほぼ同時にRazerの直営オンラインショップで販売が始まっていましたので迷うことなく購入!
ちょうとプロモーションコードがありましたので、ちょっとお安く購入させていただきました。
残念ながら、原稿執筆時点では、国内発売の発表はありません。
Razerは製品によって、すぐに国内発売されたり、かなり時間が掛かったりとなかなか時期が読みにくいです。ただ、Nommo Pro以外の2商品はすでに日本語のホームページもありますし、CESでの発表をRazerJPさんがすぐにリツイートしていましたので、これを吉兆と思いたいですね。

Razer Nommo Chromaをちょっとお得に購入
現在、我が家にあるRazerのゲーミングスピーカーは「Razer Leviathan(レイザー リヴァイアサン)」「Razer Leviathan Mini(リヴァイアサン ミニ)」「Razer Ferox(何故か色違いで2組)」。

Razerのスピーカーファミリー
『Razer Nommo Chroma』のレビューは下記の記事に用意しましたので、よろしければあわせてご覧ください。
[clink url="http://www.razerlove.com/rvnommo"]
Razer Leviathan(RZ05-01260100-R3A1)
迫力のサブウーハー付5.1chサラウンドサウンドバー。
ゲーミング、音楽および映画用にチューニングされた3つのプリセットイコライザーモードがあり、幅広い用途で使用できます。
Razer Leviathan Mini
BluetoothでHi-Fiワイヤレス音楽ストリーミングを楽しめるポータブルスピーカー。
RAZER Ferox
アナログ接続の持ち運びサイズのモバイルゲーミングスピーカー。
いかがでしたでしょうか?
今年はどんなワクワクをRazerが届けてくれるのか、そして我が家の家計をどれだけ苦しめてくれるのか(笑)、楽しみにしています!!
2018年もRazerファンにとっていい年になりますように!!