いよいよニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)が発売されました。
皆さんは、無事に手に入れることができましたでしょうか?
私が予約していた田舎のゲオでは予約分以外に発売当日分として25台が確保されていました。Twitterでの情報を見ていると大手家電量販店では抽選販売でも全員当選、ゲオやTSUTAYAでも当日店頭販売分が残っていて意外とあっさりと購入できたようです。
さて、今回はそんなニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)を急いでレビューしてみたいと思います。購入ができなかった人も、むしろ今回はスルーを決め込んでいる人にも、購入を検討する情報となりましたら幸いです。
Contents
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)のスペック
ミニスーファミセット内容
まずは「開封の儀」となりますが、本体が思っていたよりコンパクトなことに驚かされます。まさに手のひらサイズ。
セット内容は、「本体」「専用コントローラー2個」「ハイスピードHDMIケーブル」「USBケーブル」「取扱説明書・保証書」です。ハイスピードHDMIケーブルが同梱されてあるところに任天堂さんの優しさを感じます。

箱にぴったり収まるミニスーファミ

ミニスーファミのセット内容
セット内容にUSBケーブルはありますが、USB ACアダプターは同梱されていません。任天堂純正の「ニンテンドーUSB ACアダプター」は、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)やNintendo Switch Proコントローラー、ニンテンドースイッチ Joy-Conの充電などにも使えますので、1つあると便利です。

ニンテンドーUSB ACアダプター

ニンテンドーUSB ACアダプター対応表
当時のスーパーファミコンと同じサイズのコントローラー
ミニスーファミは本体こそコンパクトですが、コントローラーは当時のスーパーファミコンと同じサイズ。ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)では本体のサイズに合わせてコントローラーも小さく、これが賛否両論でしたので、今回の仕様変更はありがたいです。
それでも心なしかコントローラーが小さく感じるのは、中学生当時から私自身も少しは成長したのかなと懐かしい思いにも。

ミニスーファミのコントローラーは当時と同じ大きさ
コントローラーの接続ポートは本体正面にありますが、直接差込むのではなく、このカバーを下のくぼみから上に開けます。
個体差はあるかも知れませんが、私のミニスーファミはこの接続ポートにコントローラーを差込む際にやや固めの感じでした。

ミニスーファミ本体正面

正面カバーは下のくぼみから開ける

少し固めの差込み口
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)の周辺機器
ファイティングコマンダーも復活
ミニスーファミに対応する「ファイティングコマンダー for ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(HORI/ホリ)」も発売されました。
ファイティングコマンダーは、「1992年に空前の格ゲーブームに発売された大ヒット商品(ホリのHPより)」。しかも今回はワイヤレスコントローラーに進化しての大復活です。
当時は高くてなかなか買えなかった苦い思い出も蘇ります。
ミニスーファミのコントローラーと比べると大きめですが、横に長い分、ホールド感はアップ。
収録ソフトには「スーパーストリートファイターⅡ」があります。通常は押しにくいL・Rの「強攻撃」もファイティングコマンダーなら楽々です!
全てボタンの連射機能も付いていますので、「超魔界村」でも便利そうです。

ファイティングコマンダー
for ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン

ミニスーファミ専用ファイティングコマンダーとミニスーファミのコントローラー
※下記のリンクは転売価格の可能性もありますのでご注意ください。商品の定価は2,678円(税込)です。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)との大きさ比較
ミニファミコンとミニスーファミの大きさを比べてみると、なんとほぼ同じ大きさ。技術の進歩は恐ろしいものですね。
ただ、ミニスーファミにはコントローラーを収納する場所がありませんので、本体収納ケースがあったほうがいいかも知れません。
私は、ゲーム機を雑に扱ってしまっていた子供の頃の自分への戒めとして、今は大切に保管するようにしています。

ミニスーファミのほうがやや厚みがある

ミニスーファミもミニファミコンも大きさは同じ
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)の機能
いつでも中断機能にリプレイ機能が追加
リセットボタンを押すと最大4つまでの中断ポイントを作って、別のゲームを楽しむことができる機能はミニファミコンでも大きな特徴でした。
ミニスーファミでは、この中断機能に「リプレイ機能」が追加されました。
リプレイ機能は中断したポイントからゲームの時間を巻き戻して再生したり、また任意のポイントから再開したりすることができる機能。ゲームオーバーになる直前から再スタートすれば、何度でもリトライすることができる夢の機能なんです。
私にとってこれまで「超魔界村」は無理ゲーの1つでした。でも、この中断機能とリプレイ機能を駆使すれば「Stage1~7を2周クリアしてエンディング」というブラック企業なみの無理難題をクリアするのも夢ではありません。

敵に当たって裸になっても

リプレイ機能でやり直し
画面の表示設定
ミニファミコンと同様に、ミニスーファミでも画面の表示設定を「アナログテレビ」「4:3」「ピクセルパーフェクト」の中から選ぶことができます。
- アナログ 「走査線や色のにじみなど、昔のテレビが再現された映像」
- 4:3 「元のゲームと同じく画面の比率が4:3 の映像」
- ピクセルパーフェクト 「正方形のピクセルで構成された映像」
下の画像をクリックしていただくと大きな画像がご覧いただけます。
収録ゲームソフトの説明書はオンラインに
これも時代の流れなんでしょうか。ゲームソフトの説明書っていつの間にかオンラインが当たり前になってきました。オールドゲーマーとしては少し寂しい思いでしたが、ミニスーファミ用のオンラインッマニュアルでは、その説明書を発売当時のまま見ることができます。
もはやこのコンテンツだけでも、友人達と深酒になりそうです。

ミニスーファミの説明書はオンラインに
今回のレビューは、発売初日の急ぎ目のレビューになってしまい、至らない点も多かったかと思いますが、いかがでしたでしょうか?
レトロゲームブームに一役をかったミニファミコンとミニスーファミ。
まさか自分の息子と一緒にスーパーファミコンをする日が来るとは、中学生だったあの頃の私には想像もできなかったことでしょう。
ゲームの思い出と共に懐かしい友達の顔を思い出します。久しぶりに連絡してみようかな。。。