「日本のだいたい中心(岐阜県)からRazer愛を叫ぶ」は、私が愛してやまないRazer製品を紹介していくコーナーです。定番のものから日本未発売のレア物まで様々な製品をレビューします。
ゲーミングデバイスでは他の追随を許さないRazer。ゲーム好きなら誰でも一度はあこがれ、その高額の壁にひるんだ経験がありますよね?
Amazon.comで個人輸入したRazer Tiamat 7.1 V2(レイザー ティアマト 7.1 V2)が届きましたので早速、レビューしたいと思います。
以前の「新ヘッドセット Razer Tiamat 7.1 v2 を発表」の記事執筆時点では、日本国内発売は未定の状態でしたが、現在は、RazerStoreで購入が可能。ただ、アジア圏の実店舗のRazerストアから送られてくるため、送料は980円と少しお高めです。
Amazon.co.jpでの取り扱いは現時点ではありませんでしたが、私はAmazon.comで購入後、20日間で届きました。

Razer Tiamat 7.1 V2の購入ページ(RazerのHPより)
[clink url="http://www.razerlove.com/tiamatv2"]
Contents
レビュー:Razer Tiamat 7.1 V2
WELCOME TO THE CULT OF RAZER
「WELCOME TO THE CULT OF RAZER」
Razerファンなら誰もが知っているこの言葉。BlackWidow Ultimate Stealthの「GO NINJA」のように、以前は箱の側面にひっそりと書かれていましたが、最近の製品では堂々としたもの。熱烈なファンはまさにRazer信者ですし、神話がネーミングの由来の製品も多いので「CULT(信仰・崇拝)」という言葉もピッタリ。

WELCOME TO THE CULT OF RAZER
Chroma嫌いにはイヤーカップカバー
内容物は「Razer Tiamat 7.1 V2本体とオーディオコントロールユニット」「マニュアル類」「イヤーカップカバー」。
オーディオコントロールユニットはヘッドセット本体に繋がっており、取り外しができませんので、持ち運びや収納には不便そうです。
イヤーカップカバーは、左右のヘッドホンのドライバーユニットが透けてみえる部分に装着するものです。単純な保護カバーとしての役割以外に、Chromaライティングが邪魔なときはSynapseで設定せずに一時的に隠すことができます。

Chromaライティング靑

Chromaライティング緑

イヤーカップ装着
先進的なデザイン
前機種のRazer Tiamat 7.1は航空機のパイロットが使うヘッドセットに似たデザイン。これはこれでフィット感もよく、Razer BlackShark(レイザー ブラックシャーク)同様、Razerファンの中でも未だに人気のあるデザインです。

Razer Tiamat 7.1(AmazonのHPより)

Razer BlackShark(AmazonのHPより)
Razer Tiamat 7.1 V2は、前機種のデザインを踏襲しつつ、未来的なデザインアレンジが加えることで、シンプルながらも高級感のあるヘッドセットに仕上がっています。

Razer Tiamat 7.1 V2

ヘッドバンド部分のRAZERロゴ
うれしい!?「Chroma対応」
個人的にはヘッドセットは装着してしまうとChromaライティングが見えず、意味が無いと思っていました。
ですが、Twitterで流行している「#お前らのpcデスク周り晒していけ」で、Chromaライティングで彩られたRazer製品に憧れも。。。そんなわけで、今では使わないときもヘッドセットスタンドでゲームの気分を盛り上げてくれるものと思っています。
Razerとしても、Razer Chromaハードウェア開発キット(Razer Chroma HDK)で部屋中をChromaライティングする技術や製品の開発を進めています。

Razer Chroma HDK(ハードウェア開発キット)

Razer Chroma HDKで机周りもChroma対応に
どっしりとしたフィット感
今まで、「Logicool G933」「Razer Kraken 7.1 V2」「Steelseries ARCTIS 7 」とヘッドセットを使ってきましたが、Razer Tiamat 7.1 V2は群を抜いてどっしりとしたフィット感です。まさに航空機のパイロット気分。購入後、間もないこともありますが、締め付けも少し強く感じます。
スピーカードライバーを内蔵するリアル7.1chヘッドセットの宿命で、左右のヘッドホン部分が重く、これまで軽量でフィット感の良いヘッドセットを使ってきただけに、慣れるまでに少し時間が掛かりそう。その分、ゲーム中にずれたりといったことはなく安定感はあります。
また、試しに「Gunnar RPG by Razer」や厚手のサングラスをかけた状態でも装着してみましたが、それによって締め付けが強くなったり、こめかみが痛くなったりはありませんでした。
便利なオーディオコントロールユニット
手元にオーディオコントローラーがある仕様は前機種と同様。メインボリュームやマイク、各方向のボリュームを調節することができるだけではなく、「マイクミュート」「ヘッドセット/スピーカー出力切り替え」「7.1ch/2.0ch切り替え」に、ボタン一つでアクセスできます。
FPSで聞きたい方向の音のボリュームを素早く上げたり、マイクのオン/オフを簡単に切り替えることができるのは、かなり便利でした。
リアル7.1ch環境構築のハードル
FPSをデスクトップPCでプレイをされている方ですとリアル7.1chの環境をすでに整えている方も多いと思います。ただ、私のようにゲーミングノートではRazer Tiamat 7.1 V2の性能を最大限に発揮するのはハード的に不可能に近いです。とは言え、デスクトップPCでも7.1ch対応の外付けサウンドカードを別途購入しなくてはならず、私には少しハードルが高めです。
また、リアル7.1chの環境が整った後も、細かくカスタマイズをしていかないとなかなかその性能を発揮してくれないのがリアル7.1ch対応ヘッドセット。
Razer Tiamat 7.1 V2も、万人受けする商品ではないことは事実ですが、PUBGなどのゲームではヘッドセットの性能で成績はかなり変わります。エイムを鍛えるよりも、まずは耳周りの環境整備をするべきです。
今回は時間とPC環境の都合上、実際にRazer Tiamat 7.1 V2を使用してゲームプレイをしてみたレビューまではできませんでした。
近々、Razer Tiamat 7.1 V2で最強環境を作り出すべく、デスクトップPCにサウンドカードを導入してみますので、「PUBGをTiamat 7.1 V2でプレイしてみた」として後日のレビューを目指します。