「日本のだいたい中心(岐阜県)からRazer愛を叫ぶ」は、私が愛してやまないRazer製品を紹介していくコーナーです。定番のものから日本未発売のレア物まで様々な製品をレビューします。
突然ですが、どうしてもRazer Blackwidow Chroma V2の黄軸(イエロースイッチ)が欲しいんです!
実はRazer Blackwidow Chroma V2には、定番の緑軸(グリーンスイッチ)以外に「オレンジ軸(橙軸・オレンジスイッチ)」、「黄軸(イエロースイッチ)」のものがあることをご存じでしょうか?
北米市場では、緑軸と一緒に2017年1月に発売され、「世界市場に向けては2月の予定」とアナウンスがありました。
その後、日本では緑軸のみが予定通り2月に発売され、「オレンジ軸(橙軸・オレンジスイッチ)」、「黄軸(イエロースイッチ)」のBlackwidow Chroma V2は何の音沙汰もなくなってしまいました。
まぁ、失礼ながら、この辺りの「世界展開の予定」は「未定」感は毎度おなじみです。
かといって、RazerZone(アメリカ)から個人輸入業者を挟んで購入するのはちょっと面倒。Amazon.comを見てみると、「緑軸」以外は3月の時点では「予約受付中」。6月になってようやくAmazon.comで取り扱いが始まりました。
Contents
Razer独自開発の緑軸、オレンジ軸、黄軸(スイッチ)
本題に入る前に、Razer独自開発の3種類の軸(スイッチ)をその英語表現と共に簡単にまとめてみます。
- RAZER GREEN SWITCH / TACTILE CLICKY
クリック感とクリック音のある緑軸。キーの押し込み感は一定。BlackWidowシリーズの内、「Razer BlackWidow 2014」以降で採用されている軸 - RAZER ORANGE SWITCH / TACTILE AND SILENT
クリック感があるがクリック音の無いオレンジ軸(橙軸)。緑軸と黄軸の中間。「Razer BlackWidow Stealth」シリーズで採用されている軸。 - RAZER YELLOW SWITCH / LINEAR AND SILENT
クリック感もクリック音も無い黄軸。軽いキータッチのリニアストロークタイプ(高反発でキーの戻りが早い)で静音。
一般的には「軸」と言われることが多いですが、Razerの公式アナウンスなどを見ていると「スイッチ」と表現されることが多いようです。
オレンジスイッチは、Razer Blackwidow Stealth(2014年2月発売)で採用されています。
ですが、イエロースイッチについては、Razer製品で過去にも採用例がなく、正真正銘、新しいスイッチ。
押したい、押したいんですよ、イエロースイッチがっ!!!
メカニカルスイッチ騒音問題
以前は優秀なリストレストと原稿を書く際のメカ・メンブレン特有の小気味いいタイピング感と音に惹かれOrnataがメインキーボードでした。
しかし、Blackwidow Choroma V2には、Orenataよりも高級感のあるリストレストが付属し、緑軸の「ゲームやってる感」にも惚れ、V2の日本発売と同時に乗り換えをしていました。
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そして、この乗り換えによって、我が家に「メカニカルスイッチ騒音問題」が発生。
おまけにキーストロークが深めなので、長時間のタイピングには慣れが必要ですし、そもそも緑軸自体がそれに向いているとは言いがたい。
Blackwidow Chroma V2 イエロースイッチを個人輸入
Razer Storeは桃源郷
「リニアで静音」の黄色いヤツの日本発売を待つしかないと思いながら、日々を過ごしていましたが、「Lanthhead」の国内発売(2017年6月30日)や新商品「Thresher」の発表はあっても、黄軸のRazer Blackwidow Chroma V2の情報はありません。
夜な夜な外国人さんのYoutube動画で「Blackwidow Chroma V2 イエロースイッチ」のレビューを視聴する毎日。
もう待てません、いや、待ちません!!
ってことで、前置きが長くなりましたが、Amazon.comでポチってみました。
実はこの日、すでに「Razer Thresher PS4バージョン」を別ポチ(北米でも未発売のため、発送日は未定)していたので、出費を考えるとクリックする指が震えます。
世間様のようにボーナスが出るわけでもないフリーランスライターのヘタレチキンゲーマーにはきっと宝の持ち腐れになってしまうでしょう。
しかし、岐阜県の片田舎暮らしの私には、Razer Storeは遙かかなたにかすむ桃源郷。
実在するのかどうかも怪しいくらいです。
だからこそ、Razer製品に触れたくて触れたくて。。。。ふらっと秋葉原に行ける人は本当にうらやましいです。むしろ、うらめしい。
色々込みで22,925円
送料やImport Fees Depositやら色々込みで22,925円。
Amazonのハンドリングフィーを含んだ計算レートが116.817円。この日の実際の為替レートは1ドル112円前後でしたので、ちょい盛りレートですが、仕方ない。
実は、2日後に友人の分も注文しましたが、この日はレートが少し変わってしまっていて、総計23,415円と、約500円高くなっていました。
ちなみに、画像内の「Import Fees Deposit」は輸入税等前払金のことで、通関でかかる輸入税、関税などの支払いを前払いしておくものです。余ったらクレジットカードに戻ってくるようです。
私の注文は7月1日の朝8時(日本時間)、翌2日の午前2時(日本時間・アメリカ時間では注文日と同じ7月1日)には出荷完了の連絡。Amazonアメリカさんも仕事が早いです!サンキュー!ボブ!!(たぶん)。
今回は通常便を利用したので到着は7月20日。世間は海の日でBBQ三昧の連休中でしょうが、私は家に引きこもります、体力の続く限り、イエロースイッチを押し続けます。
しかも、同時に「Nacon Revolution Proコントローラー」も購入してます。用途的にミスマッチですが、こちらは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』には間に合いそうです。
「Razer Blackwidow Chroma V2 黄軸(イエロースイッチ)」「Nacon Revolution Proコントローラー」どちらも、到着次第、レビューしてみたいと思います!