「日本のだいたい中心(岐阜県)からRazer愛を叫ぶ」は、私が愛してやまないRazer製品を紹介していくコーナーです。定番のものから日本未発売のレア物まで様々な製品をレビューします。
ゲーミングデバイスでは他の追随を許さないRazer。ゲーム好きなら誰でも一度はあこがれ、その高額の壁にひるんだ経験がありますよね?
RazerからChroma対応のソフトマウスパッド「Razer Goliathus Chroma(レイザー ゴライアス クロマ)」の発売が発表されました!
Chroma対応のマウスパッド(英語表記では「Mouse Mat/マウスマット」)と言えば、ハードタイプのRazer Fireflyシリーズ。先日、ワイヤレス給電用のRazer FireFly HyperFlexがマウスとセットで発売されたことも記憶に新しいところです。
マウスパッドも光らせたいけど、ハードタイプはちょっと…と思っていた方には朗報ですね。
実は私もその一人です!
今回の記事では、Razer Goliathus Chromaの特徴や価格、国内での購入方法についてお話しをしていきたいと思います。

Razer Goliathus Chroma ※RazerのHPより
Contents
「Razer Goliathus Chroma」の特徴と国内販売について
「Goliathus」の意味
Razerのマウスパッドには昆虫の名前が付けられることが通例。
「Goliathus(ゴライアス)」は『コガネムシ科に属する大型のハナムグリ(出典:Wikipedia)』の総称のようです。
ちなみにRazerのマウスパッドで「Firefly」はホタル、「Vespula」はクロスズメバチです。
私はずっと「ゴリアテ」と読んでしまっていたのですが、Goliathusはゴリアテ(Goliath)の英語読みだそうですので、あながち間違いでは無かったとちょっと言い訳を…
LEDライティング対応のソフトマウスパッドは世界初ではない
Goliathus Chromaは「世界初のLEDライティングのソフトマウスパッドに違いない!」と意気揚々と記事を書き始めたのですが、すでに「Sharkoon 1337 RGB ゲーミングマット」が2018年2月に発表されていました。
本当に僅かなタッチの差ですね。しかも価格は3,200円前後とGoliathus Chromaの約半額。
とは言え、もちろんChromaでもなく他製品との同期もできませんので、Razerファンとしては価格を気にしてはいけないところです。
ただ、発売日やコンセプトだけでなく、後述するマウスケーブルガイドの位置や形状など、その似すぎた仕様に少々驚いてしまいます。
Sharkoon 1337 RGB ゲーミングマット
XLサイズ(EXTENDED)も近日発売
Goliathus Chromaは、現時点ではスタンダードサイズとして「255 mm × 355 mm」の大きさのみですが、RazerのホームページではXL(英語では「EXTENDED」)サイズも近日発売予定と告知されています。
XLの大きさについては情報はありませんが、通常のGoliathusのExtendedサイズが「294 mm × 920 mm」ですので、恐らく同じくらいではないかと思います。
このサイズであれば、キーボードを上に置いてもまだマウスのスペースを広く取ることができますし、デスク上を大きくChromaライティングで彩ってくれます。まさに「#お前らのpcデスク周り晒していけ」向けですね。

ExtendedサイズのRazer Goliathus Chroma ※RazerのHPより
正直、これは待ち遠しい。
一度は、スタンダードサイズを購入しかけましたが、思いとどまってしまいました。
個人的には「Goliathus Chroma Extended」に「Razer Cynosa Chroma Pro」のアンダーグローChromaを合わせてみたいと妄想しています。
便利なケーブルキャッチ
通常の「Goliathus」との違いはChroma対応だけではありません。
「Goliathus Chroma」にはマウスケーブルガイド(ケーブルキャッチ)が付いており、ケーブルマネジメントを容易にしてくれます。
ただ、このガイドは左上のUSBケーブルの接続部にありますので、PCを右側に置いている方はExtendedサイズを使う際にマウスケーブルの取り回しが面倒かも知れません。

便利なマウスケーブルガイド(ケーブルキャッチ) ※RazerのHPより
Chromaライティングはマウスパッドの周囲
Chromaライティングについてはもう説明の必要はないかも知れませんが、1600万色以上のカラーをカスタマイズできるLEDライティングが、マウスパッドの周囲に施されています。
画像をよく見るとステッチで縫い合わされているように見えます。毛玉を巻き込んだり、耐久度が心配ですね…

Chroma箇所はマウスパッドの周囲 ※RazerのHPより

XYANYDEさんがGoliathus ChromaでFORTNITEをプレイしていました ※Razerの公式Youtubeより
Razer Chroma™ に対応した、フルスペクトラム 1,680 万色のカラーオプション。ゲーム中のアラートやエフェクトに応じて Razer Goliathus Chroma が照らされます。
価格と国内販売は?
Goliathus ChromaがTwitterで発表されたのは3月27日。それ以降、数日間は北米のRazer直営オンラインショップでのみの販売でしたが、現在は日本の直営オンラインストアでも購入ができるようになっています。

Razer公式オンラインストアでの価格は5,280円 ※RazerのHPより
価格はスタンダード(通常サイズ)が5,280円(北米では39.99ドル)。
XLサイズ(EXTENDED)については不明ですが、北米では59.99ドルの予定ですので、日本円換算+αで、恐らく7,900円前後ではないかと予想します。
いかがでしたでしょうか?
価格はそれなりですが、Chroma対応のソフトマウスパッドは、私にとってはかなり画期的な製品に感じました。
LEDストリップよりも控えめに机上を彩ることのできるGoliathus ChromaはRazerファンなら絶対に欲しいアイテムになると思います。

ソフトタイプなので曲げることもできます ※Razerの公式Youtubeより

かなり明るくChromaライティングが輝いています ※Razerの公式Youtubeより
余談ですが、最近、Razerの公式ホームページのURLが「www.razer.com」に変更になりました。
ようやくRazerもホームページのユーザービリティにテコ入れがあるのかと思いきや、残念ながら中身は何も変わっておらず相変わらず使い難い…
Goliathus Chromaの紹介ページでも『マウスのわずかな動きさえも、カーソルの緻密な動きに変換されるので、アクション満載の』で途切れてしまっている文章や日本語の説明がおかしい箇所も多々ありました。
圧倒的なブランド力と信頼性、そして熱心なファンであればそんなこと気にしないのかも知れませんが、せめて自動翻訳のような説明文はやめて欲しいなと思ってしまいます。