2016年12月末に発売されたレトロビット・ジェネレーションの第2弾「Retro-bit GENERATIONS 2(レトロビット・ジェネレーション2)」の発売が2017年夏に決まりました。
ジェネレーション2には、カプコンの「超魔界村」や「1942」「ストライダー飛竜」、アテナやココナツジャパンなどのレトロゲームが42タイトル収録される予定です。
ジェネレーションとの大きな違いは、収録42タイトル中、12タイトルがアーケードゲームだという点。また、それらを更に楽しめる専用のアーケードコントローラー「ジェネスティックコントローラー(仮称)」も発売を予定しているそうです。
前回、辛口気味のジェネレーションのレビューをしました。
初代GENERATIONSのように、無駄にゲーム数が多いよりも、ジェネレーション2では、珠玉の42タイトルとして欲しいところでした。。。
しかし、アーケードゲームのタイトルが加わったのは良い点ですが、その他の予定タイトルを見てみるとカプコン以外はマニアックなタイトルが多い。
麻雀3タイトル、パチンコ13タイトルってかなり偏り過ぎてませんか???花札やカジノゲームも含め、ギャンブル系のゲームが約半分の18タイトルもあります。
うーん。。。初代のジェネレーションはアメリカで販売されているものを日本向けにローカライズした玉石混交のタイトルといった感じですが、ジェネレーション2は、収録ジャンルの偏りが半端ありません
レトロゲームは、開発元が倒産していたり、担当者が退職していたりと、権利関係が難しいのは分かるのですが、入れられるタイトルは何でも入れてしまおう感が強いです。
全ての収録タイトルは国内販売元JNNEXのホームページをご覧ください。
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カプコン好きのためのジェネレーション2
収録タイトルのジャンルに偏りがあるジェネレーション2ですが、それでもカプコンの収録タイトルは強力です。
ジェネレーション2に収録のカプコンタイトル
- ストライダー飛竜(アーケード・1989年)
- 1942(アーケード・1984年)
- ソンソン(アーケード・1984年)
- エグゼドエグゼス(アーケード・1985年)
- ロストワールド(アーケード・1988年)
- ナイツオブラウンド(アーケード・1992年)
- キャプテンコマンドー(アーケード・1991年)
- バース -オペレーションサンダーストーム-(アーケード・1992年)
- 戦場の狼(ファミコン・1985年)
- 超魔界村(スーパーファミコン・1991年)
- バイオニックコマンドー(ゲームボーイ・1991年)
アーケードゲームが1980年代半ばから後半にかけてのタイトルですので、この間にゲームセンターに行っていた世代には懐かしいタイトルが並んでます。
「魔界村」でもなく、「大魔界村」でもなく、いきなり「超魔界村」に入村という点はさておき、私は「1943」ではなく「1942」派ですので、たまらないラインナップです。
カプコン好きは買い!
初代のジェネレーションがそうであったように、収録タイトル全てをプレイできるお得感を期待して購入してはいけません。収録タイトルの中にやりたいタイトルがどれくらいあるのかを基準で検討するべきだと思います。
オープン価格となっていますが、記事の執筆時点ですでに予約の始まっている家電のケンちゃんでは9,698円(税込み)。これくらいの金額でしたらカプコン好きには買う価値はありそうです。
ただ、ジェネレーション2には残念ながらコントローラーが1つしか付いていませんの。ソンソンの2Pプレイは、コントローラーがもう1つ必要となります。
Retro-bit GENERATIONS 3(レトロビット ジェネレーション 3)」にも期待!
実は2016年12月の初代「ジェネレーション」の発売時点で、すでに第2弾、第3弾を企画していると日本国内販売元のJNNEXからアナウンスはありました。
前回のジェネレーションのレビューも含め、ここまで厳しいことも多々書いてきましたが、40代のファミコン世代ドストライクの私としてはこういったレトロゲーム機の発売は嬉しい限りです。
玉石混交のレトロゲームが注目を浴び、13年以上に渡ってレトロゲームに挑戦し続けたゲームセンターCXの有野課長も報われましたね。
余談ですが、先日、アメトーークで「ファミコン芸人」、同時間の裏番組で「ゲームセンターCX」が放送されていて、レトロゲームファンの私には、たまらない時間でした。