今回は株式会社サイバーガジェット様からPlayStation 4(PS4)本体と周辺アイテムをまとめて収納&持ち運びできる「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)(CY-P4CRB-BK)」をご提供いただけましたので、そのレビューをしていきます。
PlayStation 4(PS4)は、本体の容量を気にせずに外付けのハードディスクにもゲームをインストールできるようになりました。「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」でついにPS4も持ち運べる時代になったのでしょうか?
3週間に渡って使い込んで分かった、その抜群の収納力と安定感、そしてメリットや注意点などについてもお話ししていきます。
また、ご提供いただけたものとは言え、しっかりと公正なレビューに努めます。皆さんも是非、厳しい眼でこの記事お読みいただければと思います。

CYBER ・ キャリングバッグ ( PS4 用)
「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」製品ページ
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Contents
サイバーガジェット「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」
コンパクトながら抜群の収納力
「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」を手にしてまず驚いたのが、そのコンパクトさ。
『本当にこのサイズでプレステが入るのかな?』と思うくらいでしたが、PS4本体にコントローラー2個、さらにはPS Cameraまで入れることができる抜群の収納力。
フリーポケットも2箇所ありますので、ゲームソフトのパッケージやケーブルなども入れておくことができます。
他社製の大きめのキャリングバッグと違いジャストサイズなので、持ち運び時のガタ付きもありません。

PS4本体と周辺機器をまとめて収納&持ち運びできる! ※サイバーガジェットのHPより
コントローラー収納部の固定バンドは中に入れた機器同士の接触を防いでくれます。安価なキャリングバッグは、このバンドがきつかったり、ゆるすぎたりしますが「CYBER・キャリングバッグ」のものはホールド感がありながらもコントローラーの出し入れも比較的スムーズ。
カバンを開けた際の不意の落下も防いでくれるのも良いところです。
外観には無駄なロゴなどがなくシンプルで、男女や年齢を問わず誰でも持つことができます。
見た目は通常のビジネスバッグと変わりませんので、まさかこの中にプレステが入っているなんて思う人もいなさそうです。
「PS4」のロゴや文字が入ってたりすると防犯上も良くありません。

CYBER ・ キャリングバッグ ( PS4 用) の正面

CYBER ・ キャリングバッグ ( PS4 用) の後ろ
バッグ内部の起毛素材で出し入れもスムーズ
バッグ内の柔らかな起毛素材は、本体を衝撃から守ってくれるだけでなく、出し入れもスムーズにしてくれます。
無駄なスペースがなく、しっかりと収納できる安心感はさすがサイバーガジェット社の製品。数多くのPlayStation関連のアクセサリーを販売してきた実績もあり、細部まできっちり作り込まれている印象です。

PS4本体底部をコントローラー収納側にしたほうが安定します

私はPS Cameraの代わりにHDMIケーブルと電源ケーブルを入れました
コントローラー収納部には純正のDUALSHOCK 4以外にも、厚めの「nacon レボリューション プロコントローラー」や「Razer Raiju」も入れることができました。

大きめのRazer RaijuやNaconも収納できます
商品名は「PS4用」となっていますが、PS4よりもサイズの大きいPlayStation4 Pro(PS4 Pro)も収納できます。PS4 Proは横向き(排気口を上下)にするとぴったり入ります。

PS4 Proは横向きに入れるとぴったり

PS4 Proもぴったり収まります
頻繁に出し入れをしないので不便ではないかも知れませんが、欲を言えば、各収納部はダブルジッパーであれば良かったなとは思いました。
持ち運び以外の便利な使い方
「CYBER・キャリングバッグ」は文字通り『持ち運び用のカバン』ですが、受験や仕事の関係などPS4を長期間使わない時には収納ケースとしても便利です。
PS4を安全に保管し、埃や汚れから守ってくれますし、購入時の箱に収納するよりも出し入れや移動がスムーズです。
PS4と共にいざ、出張へ
PS4は意外と軽い?!
PS4をカバンに入れて持ち運んだ経験の無い人が大半だと思いますが、その重さはPS4が約2.0kg、PS4 Proは約3.2kg。
軽量タイプでない14~15インチノートパソコン程度の重さです。
PS4もPS4 Proも出張で実際に持ち運んでみましたが、特にPS4は想像以上に軽くて驚きました。
これは「CYBER・キャリングバッグ」が本体にジャストサイズなので、カバンが揺れても中でガタつくことがなく、重心が安定しているからだと思います。
30分以上は持ったまま移動しましたが、徐々に重さの負担を感じてくるものの柔らかな持ち手のおかげで手が痛くなることもほとんどありませんでした。
しっかりと採寸された専用のカバンに入っていると、こんなにも軽く感じるとはうれしい誤算。
これなら出張や旅行で頻繁に持ち運んでも苦になりません。

柔らかく便利なバッグの持ち手
また、PS4本体は各部尖ったところが多いですが、厚みのある柔らかな内部のクッションのおかげで、満員電車で人に当たったとしても危なくはなさそうです。

PS4を持っていざ出張へ

ビジネスバッグと見た目は変わりません
持ち運びに関して少し気になったのは、底面に鋲(びょう)が付いていなかったこと。
切符を買ったり、電車を待っていたりする際に、「底鋲(そこびょう)」がないカバンを地面に直接置くのは汚れや破損を考えると避けたいなと思いました。
便利なショルダーストラップ
「CYBER・キャリングバッグ」には肩から掛けるショルダーストラップ(ベルト)が付属しています。
ただ、ショルダーストラップにはベルトパッドが付いていませんので、薄手のシャツでは人によっては肩に内出血の後が残るかも知れません。
パッドがあれば滑り止めにもなって便利ですが、なで肩の私は急な落下が怖くてなかなか使えません…

便利なショルダーストラップ

肩掛け時の急な落下にはご注意を
「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」使用時の注意点
「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」を使ってみて私が感じた注意点にも触れておきたいと思います。
- 防水仕様ではない
どうしても雨の日に持ち運ぶのであればカバン用の雨よけカバーがあるといいと思います。 - 長めのケーブルがおすすめ
PS4に同梱されているHDMIケーブルは2m。出張や旅行時のホテルの部屋の間取り、テレビの位置によってはもう少し長めのケーブルがあったほうが良いかも知れません。サイバーガジェットでは5mの「CYBER・HDMIロングケーブル ウルトラスリム」も販売されています。
また、TVボード内にプレステを収納している方は、配線上、電源ケーブルを取り外すのは面倒だと思いますので、持ち運び用の電源ケーブルもあると便利です。 - 過信は禁物
「CYBER・キャリングバッグ」はPS4をガタつきなく安定して収納してくれますが、精密機器ですので走る際の揺れや不意の接触による衝撃にも気を付けてください。 - 置き忘れや置き引きに注意
PS4本体にはクレジットカード情報やフレンドのオンラインIDなど、個人情報が保存されています。くれぐれも置き忘れたり、目を離したりすることがないように注意してください。心配な方は「スマートタグ(忘れ物防止タグ)」の利用を検討してみてください。
ツラい出張もプレステ1台で解決!
最後にこの3週間、プレステを出張に持って行って感じたメリットをまとめてみます。
プレステを出張のお供にするメリット
- 出張中は家族に邪魔されずに思う存分ゲームができた(…とは口が裂けても言えません。)
- NetflixやHulu、Amazonビデオで映画や動画を見放題
- Spotifyで音楽も聞き放題
- ダウンロード購入すれば本体や外付けのUSBストレージでもゲームを持ち運べた(PlayStation 4の「システムソフトウェア バージョン4.50以降」)
出張というと慣れない土地での仕事や長距離移動などネガティブなイメージもあるかも知れません。ですが、プレステ1台あればゲームに映画、音楽と疲れた体をリフレッシュしてくれます。
最近はWi-Fiを無料で利用できる宿泊施設も増えてきて便利にもなりました。
是非、皆さんも旅のお供にプレステを!
ただ、熱中しすぎてくれぐれも翌日のお仕事に差し支えのないように…
「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」の紹介ページへ
※リンク先はサイバーガジェットのホームページ
「CYBER・キャリングバッグ(PS4用)」
今回のレビューとは少し異なりますが、サイバーガジェットでは、PlayStation VR用の収納ケースもあります。
さすがに出張にVRまで持ち運ぶのは現実的ではありませんが、そうそう毎日使うものでもなく、かといって箱にしまっておくと使わなくなりそうで…
「CYBER・VR収納ケース(PS VR用)」に入れておけば、埃や汚れからPlayStation VRを守りつつ、いつでも手軽に取り出して遊ぶことができます。
- CYBER・VR収納ケース(PS VR用)※サイバーガジェットのホームページへ

CYBER・VR収納ケース(PS VR用)※サイバーガジェットのHPより

CYBER・VR収納ケースの収納方法